自作ノートパソコン〜BTO CL712SW TYPE-S〜

Lesance BTO CL712SW TYPE-S

自作,ノートパソコン,BTO,カスタマイズ,パソコン工房

主なスペック

 

Windows(R) XP Home Edition Service Pack 3 正規版(DSP)
インテル(R) Celeron 550(2.0GHz) FSB533MHz/L2 キャッシュ 1MB
SiS M672 チップセット
DDR2 667 2GB
160GB 5400rpm Serial-ATA
8倍速DVDスーパーマルチドライブ
17インチ WXGA+(1440x900ドット)対応光沢カラー液晶

 

※現在は販売されておりません


CPU Celeron550とは

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Celeron550はCore 2 Duoと同じConroeコアでできています。

 

ただし、シングルコアでFSBは533MHz、2次キャッシュは1MBです。

 

クロック数は2.0GHz(133×15)となります。

 

 

 

WinXPを使うのなら十分なスペックとも言えますが果たしてそうでしょうか?


最小構成でのベンチマーク

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ベンチマ−クはご覧のとおりです。

 

 

 

やはりCeleron550のスペックの低さが全体のパフォーマンスを下げている感じです。

 

 

 

そこで!まずはボトルネックであるCPUの換装から取り組んでみましょう。

 

 

ここではCore 2 Duo T9300にチャレンジしたいと思います!


Core 2 Duo T9300のスペック

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T9300はPenrynコアのデュアルコアCPUです。

 

FSBは800MHz、クロック数は2.5GHz(200×12.5)、2次キャッシュは6MB。

 

 

 

FSB800MHzの中でも最高クラスのスペックを持っています。

 

この機種に対応しているかわかりませんが、とりあえず換装してスイッチオン!

 

 

おぉ!見事に起動しました。

 

無事認識したようです。

 

考えてみれば1.066MHzのCPUに対応しているのですから

動くのも当然ですね。


Core 2 Duo T9300でのベンチマーク

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早速ベンチマークを取ってみます。

 

 

 

・・・これはすごい。スコアが倍近く上がりました。

 

CPUのスコアが上がったのは当然ですが、それに引っ張られるように

 

他の数値も上がっているようです。

 

 

 

使用感もまるで違います。きびきびとした感じがします。

 

思えば、Celeronではもっともっさりした動きだったような。


その他のグレートアップ

メモリの増設

標準では2GBですが、4GBまで増やせます。

今はメモリの価格も安いので、ぜひ増設してみてください。

 

尚、通常の32bitOSでは約3.25GBまでしか認識ないので

残りの領域はRAMディスクとして利用するのがいいでしょう。

 

 

HDDの換装

標準では5400rpmの160GBとなっています。

7200rpmのHDDもありますが、換装しても経験上あまり効果はありません。

 

ここは思い切ってSSDへの換装をお勧めします。

HDDと比べてまだ高価ですが、その速度や読み書きの速さは絶大の高価です。

 

現在、MLCチップですと

32GBタイプで9,000円程度

64GBタイプで13,000円程度

128GBタイプで25,000円程度

くらいが相場のようです。

 

今後ますます低価格化、大容量化が進むと思いますので

ここぞというときに買い替えてみてはいかがでしょうか。

 

別の機種ではSSDに換装した時のベンチマークも載せていますので

参考にしてください。

更なるCPUの換装

1.066MHzのCPUへの対応がなされていますが、

残念ながら、私はこの機種を手放してしまいました。

 

確かめることができず非常に残念です。

もう一度手にすることがあったらその時はチャレンジしたいと思います。

 

なお、この機種はすでに販売停止となっていますが、似たような構成で、

 

Lesance BTO CL714GW TYPE-S

icon

 

という機種が販売されています。

最小構成ではCeleronですが、1,066MHzのCore 2 Duoにも対応しているようです。

こちらでお試しください!

 

 

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